青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

ポイチの救世主探し

一昨日、三笘がハットトリックと見出しにあったので、DAZNで対象試合のハイライトを見ました。

圧巻ですね。

前半に2失点、退場者も出して、まさに万事休すのゲームに後半から出場して、ハットトリックを決め、味方の得点も引き出して、4-2の大逆転勝利の立役者となりました。

五輪サッカーの前から、タケフサや堂安と同列のレギュラー使いしていたら、怪我も回避されて、本番でもっと活躍してくれていたかもしれないと思うと残念です。

ポイチの眼は節穴かと思って、今日のニュースを見てたら、ポイチは三笘ハットを現地で見てたようで、御前試合と報じられてました。

ポイチは、早々に名古屋は見る価値無しと踏んで、見るべきものを見ていたようです。

果して、三笘は、フル代表の救世主になるのでしょうか。

ホームタウン制度誤報の続報

昨日、Jリーグがタウン制度を撤廃するとした報道は誤報とした、

チェアマンのコメントを追記しました。

 

ただ、スッキリしない点はあって、タウン制度の存続が、

イコール、クラブ名のネーミングライツの否定と理解して良いのか。

 

まあ、そう理解して良いんでしょう。

地域密着イズムに、企業名主導による文化活動は反していますので。

 

そして誤報となった背景についても気になります。

その点に関する記事を、東スポですが、報じています。

www.tokyo-sports.co.jp

 

一部のクラブからホームタウン以外での活動も認めるべき、

という意見が出ているそうです。

 

こうした意見がオーソライズされていないまま、記者が裏を取らず、

協会で議論が進んでいるとしたのがスポニチと日刊の誤報なのでしょう。

 

ホームタウン以外での活動の意味は、東京以外の首都圏クラブが、

東京で活動を行って、新規顧客を獲得したいということです。

 

東京にとっては、尖閣諸島的な由々しき意味合いになります。

都内に第二、第三の竹島を作るのは勘弁して貰いたいものです。

 

そんなことではないとは言えないのが、浦和の槙野が粗忽にも、

ホームタウン撤廃に乗っかろうとしたコメントが露呈しています。

 

これも東スポのニュース。

www.tokyo-sports.co.jp

 

浦和なんかより、人が集まる東京でファン獲得活動をした方が、

目立ちたがり屋は知名度も上がるし、効率が良いと思うのでしょう。

 

ここぞとばかりにハシゴに乗った途端、協会にハシゴを外され、

東京に憧れた田舎者が宙に浮いたまま、万人の注目を浴びたわけです。

 

浦和なんかどうでも良いと思っていることが露呈した槙野は置いといて、

話はもとに戻します。

 

本件報道の背景になった主要な要素の一つは、

国立競技場の取り扱いはどうするかの問題があるように思えます。

 

国立をホームスタジアムにしないかと東京に打診するならいざ知らず、

協会は鹿島にも、熱心に打診していたようなことを聞きました。

 

これは、ホームタウン制度を超えた許されざる打診ですね。

 

そのような打診をせざるを得なくなったのは、新国立競技場が、

リニューアルしたことで、使用料がうんと高騰したためです。

 

以前、何らかのメモリアル開催の場合、東京以外の首都圏クラブに、

旧国立での主催ゲームの開催が認められることがありました。

 

ホームタウン外での恒常的活動なんて議論のことではなくて、

年数回の国立開催を認めるぐらいなら、構わないと思います。

 

せっかくリニューアルした国立は、国の資産なのですから、

代表だけでなく首都圏クラブも使って利用価値を高めれば良いかと。

 

ホームタウン制度云々でなければ、東京も賛同できる話です。

 

Jリーグ衰退の危機を叫ぶ(追記あり)

Jリーグの根底を揺るがす由々しき事態が進んでいることが、

報じられました。

 

スポニチの記事から。

www.sponichi.co.jp

 

Jリーグが地域密着の理念を捨て、クラブ名にネーミングライツを導入、

マネー至上主義で行くことに転じたようです。

 

採算の取れる都市圏の一部クラブのみ大きく発展していき、

経営基盤の弱い地方クラブは全て見捨てられるようです。

 

Jリーグがプロ野球化の道を選ぶことに、川渕元チェアマンも、

草葉の陰から、さぞや悲しんでおられることでしょう。

(失礼、まだご存命でした。)

 

Jリーグは、理念に基づく活動の結果、今や57クラブとなり、

5県を除いて全国各県に1クラブ以上あるまで育ってきました。

 

プロ野球のように特定少数の企業が権益を握って離さない、

ヤクザ組織とは全く違う世界として花開きつつあります。

 

企業名を廃すことは、地域のモノという意識を強めさせ、

「俺の」、「私の」クラブとして愛されることを支えてきました。

 

私的なことで言えば、ANASATOの冠を守って戦ったフリューゲルスが、

ついに冠を外すことになった時の断腸の思いは何だったのでしょうか。

 

東京都民の私が、フリエだったのは、ANASATOだったからで、

横浜フリューゲルスとなると、応援することに違和感を覚えたものです。

 

しかし、プロ野球と違って津々浦々にクラブが広がっていく健全な道は、

企業名を捨てた地域密着の崇高な理念があるからこそと納得したものです。

 

ここで突然の逆ベクトルの方向性を打ち出す理由が分かりません。

 

Jリーグは村井チェアマンで、日本サッカー協会は田嶋会長で、

衰退の道を転がり始めたようです。

 

引き返すなら、今しかありません。

 

追記)

同日、Jリーグの村井チェアマンから、本件報道を否定する声明が出ました。

www.nikkansports.com

 

Jリーグの本質を壊す方針が、報道誤りだったことに安堵しました。

 

但し、ありえない報道内容が、Jリーグ設立時の理念と歴史を知らぬ、

一人の蒙昧な記者の認識不足から生まれたなら、これで終わりですが、

一記者の勘違いとは片付けられず、Jリーグに何らかの動きがあるなら、

チェアマンには、ニュースソースを追及して是正する義務があります。

その義務が果たされなければ、単純には安堵できません。

 

 

 

ベンゲル東京爆誕か

経営権がミクシィに移ることになる東京。

 

東京が東京たり得たのは、あくまで東京ガスが母体だったからで、

他企業だったら、東京以外に基盤を移させられたかもしれません。

 

Jリーグが許さなかった東京でのクラブ設立を実現させた功績は、

東京ガスだからこその正統性にあることを忘れてはいけません。

 

その上で、クラブのさらなる発展のための選択であるなら、

歓迎して受け入れたいというのが当方の思うところ。

 

そして、大きな変革の予感をもたらす、スポニチの記事。

www.sponichi.co.jp

 

ミクシィは、東京のウィークポイントを見抜いた感じです。

 

今まで、監督交代のたびに、前年までの積み上げがベースに残らず、

逆ベクトルのチーム造りが始まるという歴史の繰り返しでした。

 

特に、今までと全く異質だったマッシモサッカーは、

最も成果を上げるも、監督交代でまた一からやり直しでした。

 

クラブとしての一貫性がなかったことが、20年という時の中で、

常勝軍団を作れなかった最大の要因でしょう。

 

その対極にあるのが鹿島で、創生期からジーコを招聘し、

絶対的なベースにジーコを置いたことで後の成功を得ています。

 

ただ近年、創業の住友金属からメルカリに経営権に移ったことで、

ベースのジーコ感が薄れて、上手く行ってないように思えます。

 

そうした流れを分かった上で、ベンゲル氏招聘に動いたのなら、

ミクシィは大したものだと思います。

 

ブラジルとヨーロッパと、どちらが日本に馴染むかと言えば、

まだブラジルのような気がしますが、それは問題ではありません。

 

筋の通ったスタイルの確立のため、ペースをシティに置いた、

マリノスが目覚ましい成果を上げているのが現実です。

 

東京は、今後20年のベースを再構築する時期に来ています。

ベンゲル氏をベースに置くのであれば、素晴らしい判断です。

 

新しい東京の未来にワクワクしてきます。

東京のホープ、松木選手の続報

東京への入団が内定した青森山田高の松木選手に、記者会見でのやりとりについて、地元の新聞が報じています。

東奥日報の記事。
https://news.yahoo.co.jp/articles/879d6106bfbe6a0e76db689e41782fd830254187

海外のことについて聞かれて、Jリーグでしつがりベースを作ってからの話と答えています。

いきなり無計画に飛び込むのではなく、しっかりと考えてから行動に移す、クレバーなタイプのようです。

最後に、力強く答えています。

「1年目からやれる自信はある」

高卒ルーキーで、ここまで言い切った選手はいなかったと思います。

インターハイを制したチームの司令塔としてやってきた自信が言わせるのでしょう。

素晴らしいですね。

パサーとして、ピッチの中央に君臨してくれる日が早く来ることを願います。

記念撮影の写真見ても、心なしか、東京ユニの胸のXFLAGの文字が、とても映えて見えます。

まさにホープ中のホープです。

選手の疲弊でチームは窮する

それにしても、今年の東京は例年に増して、選手に怪我が多く、

長期離脱者が多数、発生しています。

 

4月-帆高が、右膝半月板損傷で全治約6ヶ月。

6月-ウッチーが、左肩関節脱臼で全治約6ヶ月。

9月-リョーヤが、左ハムストリングス筋挫傷で全治約10週。

10月-カシフが、右膝外側半月板損傷で全治約6ヶ月。

10月-準弥が、右膝内側側副靭帯損傷で全治約6週。

10月-マコが、左足関節捻挫で全治約4~6週。

10月-つよぽんが、左足ふくらはぎの肉離れと見られ、全治不明。

 

結果、右SBは一人だけ残ったタクミが、ルヴァン準決勝で覚醒、

左SBは誰もいなくなり、急造のリョーマが結果を出してくれました。

(ちなみに、左SB不在は、長友が代表に召されたためです。)

 

今年は、正月にルヴァン決勝があったので、休暇も少なくなり、

五輪対応の過密日程もあり、フィジカルへの負担が大き過ぎました。

 

来年も、W杯カタール大会が11月下旬から開催されるので、

スケジュールが一ヶ月以上前倒しとなる影響が発生します。

 

間違いなく、来年も、選手の疲弊が積み重なると思われますので、

何か手を打たないと、チームが窮して回らなくなること確実です。

 

東京の来年の優先課題は、優秀なフィジカルケアラーの獲得ですね。

 

何故にさいたま

首の皮一枚で繋がった感のあるポイチジャパン。

昨晩のW杯最終予選の対豪州戦は、1-2の薄氷勝利。

 

昨晩の豪州戦を落としたら、ホントに、来年のW杯は、

カタール行き無しを覚悟しなければならないところでした。

 

幾らリスペクトすべきビッグネームでも、決定力に難あるなら、

スッパリと切って、旬の若手に任せるべきですね。

 

先制ゴールの碧と、不発の半端ないってのFWを、

期せずして比較して観るような形になり、そう思いました。

 

ポイチで良いのか、疑問はまだ引き摺っています。

 

ジャパンの監督には、そのような個を見極める力や、

苦しい局面での的確な戦術の指示を求めたいのですが。

 

あと、試合後の観衆も残念だったようです。

ゲキサカから。

 

web.gekisaka.jp

 

まだ薬が出来ておらず、コロナ禍が終わったわけではないのに、

昨晩の観衆たちは、何を勘違いしてるんでしょうか。

 

でも、仕方ありませんね。

場所が場所、日本の無法地帯、埼玉スタジアムですから。

 

五輪も終わったのに、なんで、国立でやらないんでしょう。

 

わざわざ建て直したのに、使えないなら無駄遣いの極みですね。