バイデン氏がペンシルバニアを獲って勝利したようです。
選挙動向を伝えるYahooニュース。
が、上部引用記事の「米大統領選後に想定されるシナリオ」によると、
揉めた場合、現在は選挙完了ではなく、単なるスタートのようです。
トランプ大統領は、既に、法廷闘争を明言しています。
投票数が住民数の倍になったお粗末な州があったように聞きました。
郵便投票と投票所投票のダブりの再調査には膨大な時間が必要です。
普通は、現段階で負けた候補が敗北宣言をして終わりですが、
実はそれは、敗北候補の善意もしくは良心に頼ったものだそうです。
なので、どうしても納得いかない敗北候補は最後まで争います。
となると、法廷闘争となりますが、12/14の選挙人投票までに、
関係州の全ての裁判が決着するとは思えません。
それでも選挙人投票で、今回で言えば、民主党の勝利州の選挙人が、
全てバイデン氏に入れれば、過半数で決定します。
が、中には、対立候補のトランプには投票しないまでも、
州知事などの候補以外の人に投票するケースがあるそうです。
となると、両者が過半数を取れないので、1/3に招集される、
改選後の新議会の下院による大統領指名が委ねられます。
指名には、50州の代表1票ずつの投票で過半数が必要です。
トランプ氏がノースカロライナとアラスカを入れて、
25州を取りそうなので、あと1州買収したら逆転です。
もし、両者が過半数を取れない場合は、上院で選んだ副大統領が、
1/20に大統領不在のまま、大統領を代行することになります。
上院の副大統領選挙も過半数獲得者がいなければ、
1/20からは、下院議長が大統領代行に就任します。
なので、1/20以降も時間を気にせず、法廷闘争が継続します。
そこまでを含めて考えると、冒頭で言った、
現時点がスタートに過ぎないことは間違いありません。
トランプ氏は、最後の最後まで諦めないでしょうね。