数日前、東京公式から、若干意味深とも思えるリリースがありました。
Jリーグ協会から、恒例の「Jリーグマスコット総選挙2021」を、
2/1(月)~2/12(金)で開催すると発表されたことを受けての記事。
東京の言いたいことの本旨は、次の通り。
➝マスコット総選挙は、ドロンパもエントリーされていますが、
いつも通りに臨み、特別なことをいたしません。
詳しく書かれてませんが、そこには少なくとも二つの背景が、
あってのことなのだと思います。
一つは、サッカーは、あくまでピッチの選手が主役なのに、
サポート役のマスコットへの組織を挙げた熱狂ぶりが異常なこと。
仙台は、有名スケーターのツイッターで組織票を稼ぐ方法で、
可愛くもなんともないオジサンのベガッタを1位にしてきました。
他にも、クラブが主導になって、組織的に投票を呼び掛けて、
すこしでも上位にしようとしているところがたくさんあります。
二つ目は、クラブの独自カラーや思いを結集して象徴として、
生み出したマスコットを、いとも簡単に変更する風潮があること。
憎たらしくて誰も票を投じなかった緑のコンドルは、
今受けしそうな可愛いデザインの新マスコットに替えてきました。
広島のジャイアンのように乱暴そうな熊さえ、可愛くリニューアル。
東京は、これ以上ないものを、ドロンパとして生み出しているので、
他の動きは、むしろマスコットをないがしろにしているように思えます。
東京のマスコットは、愛着ある今のドロンパが最高に可愛いのであって、
他のデザインに替えるなんてことは、全く考えられません。
なので、一部のドロンパラブな熱狂的サポーターにとっては、
なんとかドロンパを1位にしたいという想いが強くなるのは分かります。
その結果、きっと東京には、クラブを挙げてドロンパを1位にするよう、
組織的な投票を主導して欲しいという意見がたくさん届いたのではないかと。
それに対して、東京のクラブは、サッカークラブとして、
あくまで本質的な活動を主に考えている、という回答を示したわけです。
自分が一番愛するマスコットに、普通にスタジアムで会って、
普通に触れ合えれば、それで良いということです。
ね、ドロンパ。