昨日、Jリーグは、全56クラブのうち3月決算の柏、湘南、磐田を除く、
53クラブの20年度の財務状況に関する経営情報開示を行ったそうです。
みんな嫌がる通知表の公開ですね。
フットボールゾーンの記事から。
単年度赤字クラブは、34クラブあって、次の通り。
→札幌、仙台、鹿島、浦和、FC東京、川崎、名古屋、G大阪、C大阪、
広島、鳥栖、大分、山形、水戸、千葉、東京V、甲府、金沢、岡山、
山口、福岡、長崎、琉球、岩手、秋田、YS横浜、相模原、長野、
藤枝、沼津、鳥取、讃岐、熊本、鹿児島
東京も赤字でした。
でも、営業収益は、一昨年の48億、昨年の56億に対して、45億ですから、
何とかなるレベルの赤字かと。
落ち込みが厳しいのは、神戸の昨年の114憶に対しての47憶と、
浦和が昨年の82憶に対しての57憶といったところでしょうか。
さらに赤字を超えて、債務超過に陥っているのが、次の10クラブ。
→仙台、C大阪、鳥栖、緑のとこ、山口、福岡、秋田、YS横浜、長野、鳥取
ただ、21年度末までは、次の特例措置を継続、その後も2年の猶予期間が
設けられているので、すぐにはライセンス剥奪になりません。
→債務超過および3期連続赤字をライセンス交付の対象としない、
21年度末に新たに債務超過に陥っても判定対象としない。
J1で言えば、仙台と鳥栖の非常事態は、まだ数年続きそうですが、
しばらくはライセンス剥奪はないので、じっくり建て直すしかありません。
Jの全クラブは、武漢ウイルス禍に負けないで頑張って欲しいです。
緑のとこ以外は。