昨日のJ1第37節の対広島戦@エディスタは、2-1の逆転勝利。
やはり、勝つのは嬉しいことを思い出させてくれた久々の勝利。
前半、CKで先制された場面の守りは、背後のケアがゼロで、
全くのザル守備で、今日も4、5点喰らうかもと嫌な予感。
が、1点で早々に守りに入ってくれた相手のお陰で、
前掛かり敵陣での仕事ができるようになって、守備が安定。
こうなると、引っ掛かりを狙った速攻でなくても、
パス廻しが拙くても、東京が勢いを取り戻すのは必然。
青木や高萩が、ハニピーのような囮のプレイを繰り出すと、
アダと紺野のゴールという解が導き出されるわけです。
それにしても、紺野のミドルはゴラッソでした。
凌磨も、自分で結果は出せなかったけど、躍動してました。
なので、アルベルト氏に率いてきてもらいたいのは、
新潟の10番でも33番でもないことは、間違いありません。
火急かつ至急の課題は、最終ラインの再構築です。
というところに、報知から4番の移籍のニュースが。
最高の形で退路でなく花道を用意してあげるとは、素晴らしい。
東京は、選手を大事にしてあげられるクラブです。
オフサイドラインが作れない5番も、きっと戻すでしょう。
今冬の補強の目玉は、イニエスタクラスの大物とも聞きますが、
それより、堅実でフィットするモリゲの相方CBが必要です。
SBは、長友、帆高、リョーヤ、拓海、準弥、カシフといれば、
安定した守備を構成するパーツは揃っています。
オマリも良いけど、来年は4月のラマダン月を考えると、
大事な春の戦いの見込みが立ちません。
蓮川やリオが、一本立ちしてくれると良いのですが。
ふと、昨日の試合で気になるのは、ディエゴもレアも、
ベンチ入りしてなかったこと。
徳島戦の懲罰ならば、来年のための契約が大事な時期に、
いわばギャンブルと紙一重の起用は、心配になりました。
得点が計算できる貴重な戦力ありきで来期を見据えないと、
未来に築こうとする城が、砂上の楼閣になってしまいます。
そこは手当てしてあるということで、杞憂に終われば良いのですが。
次の最終節は、来年を見せて欲しいと思います。