ちょっと活躍するとすぐに海外移籍してしまう風潮には、
正直、猫も杓子も、と愚痴りたくもなります。
代表選手は海外所属でないと資格が無いようになったのは、
ハナヲホジッチのせいであることは間違いありません。
まあ、代表選手が移籍する分には、仕方ないのかもしれませんが、
鹿島の上田綺世がベルギーに移籍するようです。
日刊から。
移籍もシーズン期間が合っていれば良いのですが、
日本ではシーズン中にいなくなってしまうんですよね。
上田も、現時点で得点ランクトップなのにいなくなるのですから、
Jリーグに対する影響はかなり大きいと思います。
かといって、秋春制に移行するには、雪国問題と学校の学期問題が、
余りに大きくて、簡単には変えられません。
よく、Jリーグが優勝の行方が読めず、混沌化していると言われるのは、
この影響も一因なのかもしれません。
しばらく海外移籍者の出なかった川崎がぶっちぎりだったことが、
それを裏付けています。
自分としては、昔のジーコやリネカー、今のイニエスタのように、
世界のトップレベルが沢山いてくれるJリーグが観たいです。
日本にいながら、世界のレベルにサポも選手も触れることで、
それが結果して、代表のレベルアップに繋がることが理想です。
ただ、その理想通りに海外選手をバンバン金で買ってた中国は、
結局は代表がダメダメのままなのも見てしまいました。
なので、Jリーグで活躍した選手の海外移籍の流れは、
しばらくは変えられそうにはありません。
ただ、そうであるなら、もう少しW杯本大会への期待感を、
膨らませてくれる代表組を見せて欲しいのですが。
現状のポイチジャパンでは、W杯の予選突破は無理でしょうね。
ひたすら海外での日本人選手の覚醒を待つしかないのでしょうか。