2026年のW杯の出場枠に、大きな変更がありました。
2022年のカタール大会まで、全体出場枠が32ヶ国だったところ、その次の2026年の米、カナダ、メキシコ共催大会から、48ヶ国に増枠されることが決まりました。
しかもアジア枠は、4.5枠から8.5枠に大幅なアップとなります。
今まで事実上は、日本、韓国、豪州が固定されていて、それに上手くすれば中東が入る構図できました。
近年、アジア内も実力伯仲により、日本も予選突破が年々難しくなってきたところでした。
これでよもや、2026年大会も、予選敗退とはならずに済むでしょう。
でも、チーム強化の観点からは、単純に喜んでいられない側面はありますが、ここは、素直に出場国が多くなることを喜びたいと思います。
これで、日本、韓国、豪州がネックで可能性の低かった国も、W杯を本気で目指せるわけです。
具体的に言えば、中国、ウズベキスタン、タイ、ベトナムなどが、手の届く範囲になります。
また、サウジ、UAE 、イラク、オマーンなどの中東国では、さらに凄まじい戦いが激化することになるでしょう。
増枠4にどこが飛び込んでくるか、今年のW杯が終わる前に、既に、次のアジア予選が楽しみになってきました。
ただ一点、残念なことは、開催枠国がなくなったことでしょうか。
これは、なんとしても我が国で開催したいという招致熱を冷ます方向に働きますので。
でも、だからこそ、今度こそ日本の単独開催ノライバルが減るというメリットになるかもしれませんね。