昨夜のJ1第24節の対清水戦@味スタは、よもや0-2の完敗。
下位相手に、いい人東京が出てしまっての敗戦は残念至極。
試合前、ドロンパがサイコロ連れてきたかと思えば、
京王電鉄のマスコット「けい太くん」でした。
清水が良かったのではなく、東京がドイヒーと見る向きもありますが、
正直なところ、当方には、清水が生まれ変わったように見えました。
清水は、1-3から終盤2点獲って追いついた前節の鳥栖戦で、
何か覚醒したのかもしれません。
以前の残留争いどっぷりだった清水は、前線は得点の香りせず、
守備も正直ザル守備と言ってよいレベルの緩さでした。
が、昨晩は、前線は補強戦力でフィニッシュできる力と、
必ず足を出してタダでは通させない意思を感じる守備力を見せました。
この後リーグ戦で、意外なかき回し役として存在感を見せそうです。
東京は、先制点の取り消しが痛かったですね。
VARが佐藤隆治と聞いて、嫌な予感はしていました。
寝転びながらも蹴り込んだ、素晴らしいアダの執念の押し込みを、
GKも反応できず、プレイに関与していないのにオフサイド?
と思いましたが、映像観たら、モタモタ立ち残ったあの立ち位置じゃ、
抗弁できず、お願いだから邪魔だけはしないで10番と思った次第。
また、新戦力が入ってのことなのか、コロナで練習が消化不良だったのか、
オーガナイズできておらず、ゴールイメージが共有されずに終了した感じ。
むしろフェリッピのワントップを基軸に、ディエゴをトップ下で使うのが、
右がレアでも紺ちゃんでもリョーマでも上手く使ってくれそうな気がします。
立ち上がり、攪乱のためか、アダを右で使ってからのチェンジでしたが、
やはりアダは最初から左で使わないと時間の無駄ですね。
左SBは、カシフサイドが狙われているが明らかですが、
来年を見据えてカシフを育てる時期と割り切るしかありませんね。
川崎も、風間監督で花が咲いたわけではなく、蒔いた種が、
数年後になって百日紅のように長く咲き続けているわけです。
鹿さんチームは、思い切った舵取りをしましたが、
狸さんチームは、今のスタイルの醸成に徹してほしいです。
残りのリーグ戦、ACL出場権獲得を無理強いする気は毛頭なく、
来年に繋がるサッカーの基礎が固まるよう願っています。
良い縦パスが散見するようになったので、今は我慢の時ですね。