大学時代に、「中山美穂が、かわいいか、かわいくないか」で、
友人と一晩掛けて、論争した記憶があります。
当方は、日本語で「かわいい」は、赤ちゃんや子ネコのように、
小さくてはかなげでつぶらで無邪気なものを指す言葉。
中山美穂は、美しいけれど、目力がある、しっかりした大人顔で、
エキゾチックな美人と表現するのは正しいが、かわいいとは言えない。
もう鬼籍に入られた方をディスる気は毛頭なく、当方としては、
日本語の誤用が我慢ならずに、おかしいと一石を投じただけです。
ちなみに、当時の当方は、堀ちえみは「かわいい」と認定していました。
ですが、今は衆議院議員になってる悪友が、ミポリンの八重歯や、
強気な目なんか、かわいくてたまんないじゃん、と抜かしてたのです。
日本語が間違っている、いや、かわいいから仕方ない、と言い合って、
当時は一晩中エキサイトして、不毛の論争で盛り上がっていたのです。
が、昨日、その論争に決着する記事に、何十年ぶりかで出逢ったのです。
フライデーの記事から。
この論争は、10年以上掛けて研究するほどのテーマだったのでした。
当方は、対象物の性質、態様、見た目を表す日本語として、
「かわいい」という言葉を捉え、それ以外の用法を否定していました。
その意味において、対象物の性質を「かわいい」と表現する英語は、
「cute」以外には、見当たりません。
ところが、日本語は、他の言語と異なり、対象物を見て生じる主観で、
面白い、楽しい、愛おしいと感じたもの全てが、「かわいい」になるそうです。
なので、ミポリンを「かわいい」と表現することは正しかったのです。
掲題の論争の結果は、当方の負けでした。
研究者は、次のように言っています。
→敵や嫌いな子というのはかわいくないですよ。
なぜなら自分に危害を加えるんじゃないかと思ってしまうから。
逆に危害を加えないことがわかったら、かわいいと思えるわけです。
何に対してもかわいいと思えるようになったら、
それはもう無敵ですよね。
脅威を感じる対象がないというのは、すごいことだと思います。
何でもかんでも「かわいい」と言いやがってと思ってた時期もありますが、
上述の意味で、この世で一番最強の生物は、女子高生かもしれません。
実は、こち亀読んでて、そう思ったことがあることを思い出しました。
これからは、「かわいい」が増えていくことを喜びたいと思います。