日本のスノボの人たち、すごく頑張ってるなと思いつつ、
つらつらとダイジェストを眺める程度ながら、五輪も楽しんでます。
が、これはダメだ。
面会後に涙ながらに、コベントリーIOC会長が決然と違反行為を拒否し、
対象選手を失格にした勇気ある決断を称えます。
スポニチから。
ロシアがウクライナに軍事侵攻し、それにより命を落とした方がいることを、
世界中の人々が知っています。
命を落とした方とその家族および友人の方の無念さも、十分に分かります。
でも、スポーツの競技の場に持ち込んではいけません。
他者や他国の政治的糾弾を持ち込むと、反論、反訴の立場にある人達が、
黙っていられるはずはなく、果てしない恨みの連鎖を生むだけです。
人間が己を鍛え上げ、持てる力で純粋に競い合うのがスポーツです。
それが五輪憲章の精神の根幹です。
ある特定の勢力への憎しみや非難といった感情に裏打ちされた行為は、
純粋に競い合うスポーツの精神性とは全く違うものです。
スポーツの純粋性に賛同できる高潔な精神を持つことが、五輪の出場条件です。
それが理解できない人は、残念ながら、失格にせざるを得ません。
失格者は、追悼の意を示すことが、何が問題なのかと思っているのでしょうが、
追悼は、競技の前後に黙祷などして、内なる自身の中に納めれば良いのです。
競技中、他者の目に触れるビジュアルで示したら、それを見た受け手が、
単純に追悼と思ってくれる人たちばかりとは限らないのです。
トラウマを思い出し打ちひしがれる人、その表現に憤りを覚える人、
場合によっては、表現者に仕返しの暴力を企てる輩もいるかもしれません。
できれば、多面的な考えに気付いて、自粛してくれれば良かったと思います。
五輪の場に政治的主張が二度と持ち込まれないことを切に願います。