青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

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下高の鶏白湯

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先月、シモタカの踏切前に突如オープンした、
鶏白湯ラーメンの専門店を名乗る、「うまいの亭」さん。

たまたま、上の息子と二人で昼時を迎え、既に食してきた息子が、
新しいラーメン屋が旨かったと言うので、連れ立って行ってまいりやした。

メニューの鶏白湯は、普通と濃厚仕立ての2種類が用意されており、
やつがれは、普通の飲める方のスープをチョイス。

普通の方でも、一口含んだだけで、濃厚な鶏の旨味を感じやす。

博多風の水炊き後の〆のラーメンも旨いけれど、あくまでオマケレベル。
鶏を丸ごと使っての専門スープは、凝縮度が格段に違うのが判りやす。

麺も、スープを絡めるだけ絡め取って、その旨味を全く邪魔しない。
鶏チャーシューもまたスープと一体化して、鶏の旨味一色。

鶏の旨味が申し分なく味わえるラーメンで、確かに旨かったでやんす。

ただ、鶏白湯というと、どうしても三軒茶屋の「臥龍」さんという、
巨匠を思い起こさずにはいられないわけでやんす。

そこまで、もう一歩踏み込んで評すれば…

臥龍」さんは、ここの鶏の旨味に、僅かながら味醂か何か、
ほんのりとした何とも言えない上品な甘みが加わっていたかと思いやす。

「うまいの亭」さんが、爽やかに吹き付ける「白一色」の風なら、
臥龍」さんは、そこにf分の1の揺らぎも加わった感じでやんす。

ただ、その辺りは、カウンターに備えられていた「柚子胡椒」が、
「うまいの亭」さんとしての回答となっているのかもしれやせん。