青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

そしてレジェンドは、エンバイシャドールへ

昨日のJリーグ第34節(最終節)、東京はホーム味スタで仙台戦。
圧勝ではないけれど、2-0の完勝で2013シーズンを締め括ることができやした。

他会場では、まさかの横浜FMが連敗で、半分掴み掛けていた優勝を取り逃がし、
市長のおかげで火の付いた広島が最後も勝ちで締めて逆転優勝。

親分が息子の縁故採用を反省した途端躍進に転じた川崎が、ACL出場権を掴み、
サンフレッズは優勝狙いから一気に圏外に転落し、西川獲りも困難な状況に。

いやあ、毎々ながら最終節はドラマが生まれやすな。

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良い天気の昼下がりとあって、フードコートも大盛況。
仙台からわざわざ、牛たん専門店「利休」さんが出前に来てくれやした。

牛たん焼きは、もちろん美味しゅうござんしたが、一緒に売ってた、
「牛たん極まんじゅう」が、ほかほかで殊のほか美味かったでやんす。

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今日の相手は、次の天皇杯準々決勝で、すぐにまた対戦する仙台という、
面倒な事情がありやしたが、ゴル裏に立ったらそんな余計なことは忘却。

引退のルーコン、契約非更新のネマとポポさん達のラスト味スタとあっては、
勝って花道を作ってあげたい思いで、サポの心はひとつにまとまりやす。

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前半は、どちらも押し込む自分達の時間を作りながら、拮抗して動かず。
ただ、フィニッシュの回数では、相手の方が優位だったような気がいたしやす。

東京としては、塩田のパフォが抜群に高い状況のあるのが見て取れたお陰で、
その点では安心して後半に臨むことができるところとなりやした。

ハーフタイムには、ドロンパが、何やら煙突のような被り物をして登場。
見てたら、場内の嫌がる整理員を「汽車ごっこ」に勝手に巻き込んで、出発進行。

煙突には、「ぽっぽかんとく号」と「行き先・元旦国立」と書いてありやした。

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後半は、立ち上がりからギアが入ったかのように、東京の攻勢が続き、
何回か決定機が作れたあと、ついに、その瞬間が訪れやした。

アーリアお得意の柔らかなふわっとしたセンタリングに、
ルーコンの右足ダイレクトボレーがどんぴしゃで炸裂してゴール。

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さすがレジェンド、スタジアムは、まさに興奮のるつぼと化しやした。
言うまいと思ってても、つい言ってしまいやす、「まだできるでしょ!」

ルーコンのゴールで、味スタ劇場は最高潮の盛り上がりを見せ、
東京の攻勢にターボが掛かって加速していく雰囲気に包まれやす。

終盤、敵も盛り返してくるも、一旦この雰囲気となった味スタのゴールは堅く、
不思議に凌げているうちに、試合終了が近付いてきた感じでやんした。

そこに、交代で入った平山が、ロスタイムに完全に試合を決める2点目を、
ヨネのセンタリングを頭で叩き落して、ゴール隅にイン。

終わってみれば、完勝でやんした。

仙台も、12/22の天皇杯でのリベンジに逸っているでしょうが、
メンバ層の厚みでは、東京が上回ってることは確かなようでやんす。

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試合後は、恒例のご挨拶。
ポポさんの挨拶後、メンバ全員でルーコンのメモリアルTシャツを着用。

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ポポさんとネマも、いつも通り、最高の笑顔で記念撮影。

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そして笑顔と言えば、やはりこの方、「ルーカス セベリーノ」。
ルーコンの笑顔に何度助けられてきたことか、思い返すと涙が止まりやせん。

クラブから、ルーカスに「FC東京エンバイシャドール2014」の称号を贈る、
とアナウンスがなされやした。

平たく言えば、東京の「外交親善大使」という意味のようでやんして、
来年のクラブの公式行事に参加するなど、協力をして貰うんだそうでやんす。

ということは、時折、この笑顔を見せに来てくれるってことでやんすな。
まあ、「ガンバサダー」なんて訳の分からない称号でなくてよござんした。

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最後はルーコンの今までの功績を称え、メンバ全員で胴上げ。

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ルーコンは体力的には、もちろん絶対に、まだやれると思いやす。

が、最後に家族とともに挨拶に廻っているルーコンの姿を見てたら、
そろそろ家族にパパを返してあげなきゃいけないと思いやした。

来年のW杯は、地元で家族を観戦に連れてってあげられやすな。