Ｊ１優勝日本一祈願の富士詣で

東京のＪ１優勝日本一を祈願するには、
日本一の霊峰にお願いしておかねばと思い立ち、富士山へ。

今年の３月、新宿から富士急河口湖までの直通特急が誕生。
その名も、ＪＲ・富士急行直通特急 富士回遊。

新宿と河口湖駅を２時間で結ぶ、渋滞なしの快適な旅。

新宿南口コンコースに、東京駅と同じ、駅弁屋「頂」を発見。
やつがれは、幕の内風の山形おもてなし弁当をチョイス。

嫁は、吹き寄せ弁当「春小町」。

他に、アルコールと乾きものを、同じコンコースにあった、
成城石井で仕入れて、２時間の小宴開始。

行きは、河口湖駅の２つ手前の富士山駅で下車。
駅から徒歩で、金鳥居を通って、北口本宮冨士浅間神社へ。

今まで、車でしか来たことがなく、金鳥居も初めて。
歩きだと、まだ残る富士講の御師の家など、沢山の気付きが。

北口本宮冨士浅間神社は、1900年余り前の景行天皇40年の創建。
両脇に苔むした灯篭が並ぶ、参道の荘厳さに歴史を感じやす。

ご祭神は、木花開耶姫命、彦火瓊瓊杵命、大山祇神。

心が洗われるという言葉を実感するお社で
本殿の両脇のご神木の威容にも、圧倒されやした。

そして、願うは、ケンタ東京のリーグ優勝。

神社から徒歩数分の富士吉田のうどん「ふもとや」さんで、
肉きんうどんを頂きやした。

肉きんは、馬肉の「肉」と、きんぴらごぼうの「きん」。
富士吉田のうどんは、太くて、堅くて、食べ応え満点。

讃岐とも、福岡とも全く異なる、異次元の美味しさ。

食後は、バスで河口湖へ。
ソフトやハーブティー等を満喫しつつ、湖畔を散歩。

途中で見つけた富士レークホテルのラウンジは、
窓が額縁のようになった、素晴らしい借景。

コーヒーとホットサンドで、足の疲れも癒されやした。

最終地は、富士急河口湖駅。

ここから、渋滞なしで特急で飲みながら帰れるなんて、
子連れドライバーだった頃にはできなかったこと。

嫁と、いそいそと近所のセブンイレブンと土産物屋で、
酒とつまみを仕込んで、帰途に着きやした。