サンケイ新聞が、Ｊリーグの「クラブライセンス制度」の厳しい現実を伝えておりやす。
同制度では、３期連続赤字か来期終了時に債務超過のクラブは、再来期、Ｊリーグの舞台から退場が余儀なくされることになりやす。
昨年平成24年度に、短年度赤字になった当時点のＪ１クラブは、次の６クラブで、金額は赤字額。
札幌38百万円、
鹿島68百万円、
マリノス629百万円、
名古屋257百万円、
神戸296百万円。
また、同時点で、債務超過だったのは、次の３クラブで、金額は超過額。
札幌37百万円、
マリノス1677百万円、
神戸1252百万円。
こう見ると、マリノスには、目立った高額外国人選手もいないのに、この赤字と債務超過の額が異常で、一般会社なら、何らかの更正手続きに移行してるレベルでやんす。
これが、営業収入と選手の人件費や運営費用による支出とのバランスの問題なら、経営努力による立て直し等の打つ手もあるわけでやんす。
が、本質的原因が、横浜の一等地に建設したマリノスタウンの償却費となると、話は別。
恐らくは、16億円以上の増資をするしか解消策は無いと思われやす。
日産の本社の規模なら、可能な額でしょうが、今のご時世で、すんなり決裁がおりるとは思えやせん。
よもや、FとMの文字の両方が消えるなんてことにならなきゃいいんですがねえ。
