青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

素晴らしい快挙

なでしこが五輪サッカーでは初となる、銀メダルを獲得。

ハンド見逃しとか、1対1でGKに阻まれたりとか、思えば悔しいところもありやしょうが、互角以上に戦ったことには間違いありやせん。

素晴らしい快挙として、惜しみない拍手を贈りたいと思いやす。

それにしても、歴史的にも感慨深いものがある決勝でやんした。

日米が、戦争なんかではなく、スポーツで世界一を掛けてロンドンの地で戦う。

勝者、敗者が生まれるのは必須の理ながら、そこに残るのは感動のみであって、悲劇ではありやせん。

平和の祭典が、その本質的意義が汚されることなく、未来永劫続くことを改めて祈りやす。

それにしても、女子の世界一を決する両雄が、日米であることを思うと、どうしても思わざるを得ないことがありやす。

何故、男子では有り得ないのに、女子では日米がワンツートップなのか。

それは、女子にはプロ野球が無いからでやんす。

チームの責任者が昔の不倫スキャンダルの揉み消し代に1億円をポンと払ったり、チーム間の申し合わせ額1億5千万円を無視して新人契約金に10億円も払うヤクザな世界。

道理で、他チームのドラフト1位には首を縦に振らないはずでやんす。

1年待てば、何億円も多く貰えるんでやんすから、既にプロ野球からドラフト制度なんて無くなってるわけでやんす。

そんなヤクザな世界に集まる全てのお金が、世界中で一番認知されていて、一番人気のあるスポーツの振興に注がれていたなら、男子も、W杯で日米決戦が実現してたかもしれやせん。

少なくとも、なでしこがエコノミークラスで渡航しなくても済んだでしょうねえ。

つくづく、惜しいねえ。

つくづく、ガキのときに情報操作で騙されてたのが悔しいねえ。

でも、未来はきっと変わっていきやす。

そうした思いも含めて、なでしこの素晴らしい戦いには感謝したいと思いやす。

なでしこの皆さん、ありがとう。