今朝の朝日新聞の三面記事に、交通事故のニュースがありやした。
基準を満たした子供を前後に乗せる座席を設けた自転車に、母子三人で乗ってて起きた悲劇。
三人乗りで歩道を走っていて、反対からの自転車が走ってきたので、急に減速してバランスを崩して転倒。
その衝撃で、後部の三歳児が、渋滞中のトラックの後輪前に投げ出され、それに気付かず発車したトラックに轢き殺されてしまったもの。
ホント、可哀相でやんすなぁ。
心から同情いたしやすよ、トラックの運転手さんにね。
後部座席に安全ベルトがあるのに、子供に装着していなかったこと。
転倒時に、子供が車道に投げ出されるような衝撃となるようなスピードを出して、歩道を疾走していたこと。
自転車の運転手の非は明らかでやんす。
一方、トラックの後輪前という完全な死角に、横から飛び込んできたものを察知できる人なんておりやせん。
トラック運転手としたら、青天のへきれき、狐につままれたような悪夢だと思いやす。
自転車が、いかに危険で、人の生命に関わる乗り物であるかについて、自転車の運転手は、自覚しなければなりやせん。
本気で免許制度を導入しないと、悲劇が量産されていくだけでやんす。
歩行者なみに保護されるところと、自動車なみに早く走れるところのいいとこ取りだけして、責任を負わない乗り物が自転車。
そんな乗り物が野放しにされていて、社会の秩序が保たれるわけがありやせん。
たくさんの人が暮らす大都会でお互いが平らかに生きていくには、少しずつ個人のエゴを我慢し、もうちょっとずつ防衛本能を高めなくてはなりやせん。
今回の事故のように、一生心に残る傷を負わされたトラック運転手のような被害者を、二度と生み出さないようにして欲しいもんでやんす。