青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

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さっそくご利益あった深川詣で

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GWの平日休みを満喫するショートトリップ第二弾。

昼前は、東京に生まれ育ちながら初めて訪れた清澄庭園で、
新緑の風を浴びながらの心地よい散策。

昔はお大名しか足を踏み入れることが許されなかった庭園が、
都民は自分の庭のように周れるんだから有り難いよねえ。


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昼は、お決まりの深川めし

お店はたくさんありやしたが、入ったのは、
店の前のお釜が目立っていた、「深川釜匠」さんでやんす。

深川めしには、予想を超えたたっぷりのあさりが入っていて、
炊き込みの出汁が充分に染みこんでて、旨かったでやんす。


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午後は、深川江戸資料館へ。

ここの江戸の造り込みは半端じゃありやせん。
ワンルームロングハウスの生活感が良く伝わってまいりやす。

現代の住環境と単純比較すれば、みすぼらしいようでやんすが、
身一点の城と思えば、必要十分な快適な住空間でやんす。


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そして、成田山東京別院 深川不動堂をお参り。

深川のお不動さんのご本尊は、不動明王
旧本堂の木彫りの不動明王像は、凄い迫力でやんす。

本堂には誰でも上がることができやす。
丁度、護摩祈祷の時間だったので、参列させて頂きやした。

堂内にとどろく法螺貝を先導に、和尚の方々が入場して、
準備が整うと、護摩焚きの火が上がりやす。

腹にずしりとくる大太鼓が邪気を払うかのように鳴り響き、
真言のお唱えが煩悩と戦う自身を自覚させてくれやす。

期せずして、素晴らしい体験をさせて頂きやした。


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煩悩を払ったあとに必要なのは、般若湯でやんす。
参堂に、「折原商店」さんという角打ちのお店を発見。

冷蔵庫の中にある気に入った酒を自分でレジに持って行き、
現金と引き換えに注いで貰い、自分で酒を元に戻すシステム。

酒を確保したら、なんと目の前にTVで良く拝見する方が。

BS-JAPAN「酒とつまみと男と女」、通称酒つまの不良隠居こと、
坂崎重森翁がお見えになりやした。

坂崎翁は、あのアルフィー坂崎幸之助の実の叔父で、
飄々と飲み歩く姿は、行き着く先として憧れの先輩。

しっかり握手させて頂きやした。


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肴はいぶりがっこにして、最初は山本をチョイス。
楯野川の純米大吟醸も見つけ、こちらも堪能。

結構満足していたら、さすがの坂崎翁が、お店の人に聞いて、
タクシードライバーを見つけておられやしたので、すぐ追随。

まさか、タクシードライバーに出会えるとは、クリビツ。

これもお不動様のご利益によるお引き合わせか…
なんてね。

それにしても楽しい一日でやんした。