大晦日のガキ使が物議。
浜ちゃんが、エディマーフィーに扮して顔を黒塗りにしたことが大問題になっておりやす。
一生懸命、悪者にしている人達の論拠が、ちゃんちゃら可笑しいとしか思えやせん。
あのシーンは、黒人やエディマーフィーを笑いものにしたのでないことは、明らかでやんす。
あのシーンは、浜ちゃんが、格好いいエディマーフィーの真似をすると、余りに本人との落差が有り過ぎて、格好悪く見えてしまうという落差に対して、笑えたんでやんす。
あれが駄目なら、モノマネ芸人、みんなアウトになりやす。
人種差別という論点以外に、駄目出ししている論理に、見てて不愉快だからというのがありやした。
それなら、ハゲ、デブ、チビ、ブスをネタにした芸も、みんなアウト。
自分のコンプレックスに重なるものが笑いになってるネタを見て、不愉快になる人は必ずいるもんでやんす。
ハゲネタに不愉快になる人も、一方で、デブネタに笑ってる人もおりやす。
笑いも、愉快も不愉快も、ほとんど主観的なものでやんす。
そもそも、笑ったら尻を叩かれるという設定もそうだし、そのなかで特定の芸人にタイキックしたり、ビンタしたりするのも、イジメと紙一重。
あれは、芸人という、一般人とは異なるカテゴリーの人達の笑いをとるという、業務上のタスクとしてやっていること。
なんで、ダブルスタンダードな見方ができないんでしょうねえ。
大晦日ぐらい、手放しで笑えばいいし、そんなにセンシティブに見るなら、別な番組を見りゃいいってことでやんす。
あまり、世の中を窮屈で詰まらないものにして欲しくはありやせんな。