嫁から、スーパーの窓に、ウイルスを退散させてくれるという、
変なキャラの絵が貼ってあったのを見たと、聞きました。
最初、口がクチバシの変なキャラと聞いて、思い付いたのは、これ。
そんなわけはありません。
で、描いて再現してもらったところ、人魚のような鱗のある体に、
長髪で口がクチバシになっていることが、確認できました。
それで探ったところ、厚生労働省が、若者向けの注意喚起のため作成した、
次のロゴのキャラを書いたものだということが分かりました。
で、そもそも、このキャラは何だと調べてみたら、
江戸時代に熊本に現れた、「アマビエ」様という妖怪でした。
なんでも、人前に現れて疫病が流行ることを予言するとともに、
疫病退散には、自分の姿の写し絵を見せろと指示したとのことで、
この伝承に厚労省が乗っかったようです。
もともと、「アマビエ」様は、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」シーズン5に、
妖怪アイドルというキャラクター付けで登場しているそうです。
で、予期せぬ「アマビエ」様ブームになったため、水木プロからも、
水木しげる先生による「アマビエ」様の原画が公開されました。
それがこちら。
やっぱり、ホンモノの迫力は全く違いますね。
当方は、武漢ウイルス退散を願って、アマビエ様をスマホの待受にしました。