出雲で、日本一の国津神をお参りしたあとは、日本一の庭園鑑賞へ。
足立美術館です。
大観の日本画も、魯山人の陶器も、沢山観られますが、やっぱり庭園です。
庭園には入れませんが、広いガラス窓の前の一等席で眺めていると、
時間を忘れてしまいます。
非の打ち所のない、日本庭園の美しさ。
夜は、ホテル一畑の中にある、レストラン「葵」さんで鉄板焼。
せっかく来た島根なので、島根和牛のロースを頂きました。
島根和牛はとろけるように柔らかく、しつこくない脂の甘さが超絶的に美味い。
神戸牛の上を行ってるかもしれません。
それを、シェフが食べ進みを見て、2回に分けて焼いて頂けます。
極楽かよ、と思ってしまいました。
翌日は旅の最終日。
朝方は雨で、天気が良くなかったのですが、うってつけの観光地がありました。
色とりどりの花で一杯の巨大な温室。
松江フォーゲルパークさんです。
フォーゲルパークは、広大な敷地内に幾つかの温室を、歩いて回る施設なのですが、
山の上の展望ハウスには、長〜い上りの動く歩道があって、楽チンでした。
展望室からは、宍道湖が見渡せます。
フォーゲルは、ドイツ語で「鳥」のことなので、園内には、色々な鳥がいます。
なかでも、ふくろうがたくさんいて、もう少し長居できれば、
ふくろうの飛行ショーが見られたのですが、残念ながら、予定が合わず。
次に、予約していた玉造温泉「松乃湯」さんの昼会席へ。
食事の前に、立ち寄り湯。
泉質がしっとりとしていて、男の肌にはもったいないくらい
スベスベになった気がしました。
奥出雲ポークを火鍋と豆乳鍋の2色に仕立てた薬膳鍋で味わいます。
蒸し野菜もつくので、ヘルシーです。
ご飯と蕎麦が選べるので、当然、蕎麦を選択。
最後のデザートが運ばれてきたときは、プレートの中から選ぶのかと思いきや、なんと全部で一人分。
これには、さすがにクリビツ。
丁度雨の降ってる時間でしたので、のんびりと滞在させて頂きました。
玉造温泉を出て、前日に時間の関係でスルーした日御碕神社でご参拝。
日御碕神社は、伊勢神宮が昼の日本を治めているのに対して、こちらが夜の日本を治めているのだそうです。
こちらはスサノオノミコトを祀った上の宮「神の宮」になります。
こちらが、アマテラスオオミカミを祀った下の宮「日しずみの宮」です。
最後に空港に向かう途中で、「島根ワイナリー」さんへ。
中では、ワインの試飲ができますが、レンタカーの運転があるので、
土産品の仕入れのみで我慢した次第。
最後に、出雲縁結び空港で、羽田空港へ。
これにて、2022 年夏休みの山陰旅行は、幕を閉じたのでした。
早くも、また行きたい場所となりました。