青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

四谷の蕎麦

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昨晩は予定の店が満席だったので、急遽、旨い蕎麦屋に目標を変え、
前から行きたいと話してた四谷の「蕎麦善」さんへ。

期待感を持たせる大人の雰囲気の佇まいと内装に、
麦酒は要らず、黙祷代わりに岩手の純米「酔右衛門」を一献。

シラスおろし、ふきのとうなんぞをツマミに、天ぷらを待つ。
天ぷらには、甘ったるいツユではなく、塩。

杯が進み、島根の純米酒、無濾過本生の「王祿」を頂く。
超辛口とあったが、口当たりの旨みが広がる感じが優しく、気に入った。

〆の蕎麦は、重ねせいろ。

蕎麦の表面は透明感のある輝きが美しく、
含むと清々しい蕎麦の香りと甘みが柔らかくてよい。

そしてツユは、充分寝かされているのか、
強めの味ながら、ギリ押さえた甘さも効いていて蕎麦に負けてない。

この店の評判を生んでいるのが、
蕎麦とツユのバランスの良さにあることが、よく判りやした。、

残念なのは、店内が禁煙でないこと。

ちょっと距離を空けるも、安居酒屋で飲んでる体のリーマン三人連れが、
ひっきりなしに吸う煙草の煙が興ざめでやんした。

本当に旨いものを供する店の暖簾を築かんとするのならば、、
店主にもそれなりの覚悟を持って臨んで欲しいもんでやんす。