今日はもうすぐ修学旅行の息子のため、下北沢に買物へ。
やつがれとしちゃあ、もちろん買物なんかより、
昼間から美味しく飲める店を見つけに同行したようなもんでやんす。
前日の昼は、下高の中華で一杯したんでやんすが、その場で、
下高には良さげな
蕎麦屋が無いよねえ、なんて話をしたわけでやんす。
それで、井の頭戦
下北沢駅の明大前寄りの出口を左に出て、
通りの向こう側の踏切横に、小洒落た店があったのを思い出しやした。
「夢月」さん。
蕎麦の定番メニューだけでなく、旨い酒に、ツマミが充実。
メニューの豊富さは、再訪したい気にさせてくれやす。
また、蕎麦だけでなく、息子が頼んだ、まいるど
カレーうどんも、
味見してみたら、なかなか旨かったでやんす。
で、やつがれは、おろし山菜と
ごぼうサラダを肴に、
石川の
純米酒「加賀鳶」を頂きながらメインを待ちやす。
食べ慣れた
かつ丼に、チーズが加わるというサプライズは、
今まで食べたことの無い不思議な味の広がりに嬉しくなりやす。
なんとも妙に旨い。
黒い田舎蕎
麦風の蕎麦は、それ自体は普通の蕎麦ながら、
ツユとの相性というか、バランス感が良く、これも旨かったでやんす。
チーズ
かつ丼の濃い口を、蕎麦が爽やかに洗い流してくれる感じ。
そこは、お店の計算に、してやられたのかもしれやせん。
今は閉店した下高の某
蕎麦屋さんは、粉の選定、打ち方が見事なのに、
ツユが追いついていないがために、トータルでは残念感がありやした。
パーツのそれぞれが特別でなくても、バランスで旨いものは旨い。
マックの
ハンバーガーなんか典型的な例でやんす。
そんな意味で、つい通いたくなる普段着の
蕎麦屋さんでやんした。