青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

日本代表アギーレ新監督

一昨日、日本サッカー協会から、
代表新監督が、ハビエル・アギーレ氏(55)が決定したとの発表がありやした。

どんな監督かというと、各誌とも、情熱的な熱血漢と紹介されており、
その中でもスポニチは、次のような逸話を紹介しておりやす。

メキシコ代表監督時代、09年北中米カリブ海選手権のパナマ戦で、
ベンチ前のタッチライン際で突破を図った相手選手の腹部に蹴りを入れた。
主審や相手監督を汚い言葉でののしり、ベンチ入り停止を受けたこともある。

熱血漢だけなら、ブラジル代表ドゥンガ監督や野球の星野監督を思い出し、
決して悪いイメージはありやせんが、何か方向性が違うよう気がいたしやす。

メキシコの監督ということだけで、何か分かったような気になって、
諸手を挙げて歓迎ムードにある日本でやんすが、ちょっと心配になりやした。

確かに、日本はブラジルから、勝てない無力感を土産に帰国いたしやした。
が、勝つという価値観が全てに優先するようになれば、日本ではなくなりやす。

礼節ある武士道における勝ち負けこそが、日本の本質。

まあ、協会と日本選手の品位を信ずれば、老婆心で済むのかもしれやせんが、
我々は、まだアギーレ氏のことを何も知らないと思う必要がありやす。

日刊は、東京のマッシモ・フィッカデンティ監督にアギーレ氏のことを聞いたら、
次のような回答だったと報じておりやす。

「全然知らない。正直どんなサッカーを日本代表で表現するのか分からない」
と首をかしげた。

日本人のように聞きかじりで知ったかぶらずに、正直で素晴らしいねえ。
久々に、清く正しいコメントに触れたような気がいたしやした。

現在、日本のビザが下りる8/10までバカンス中のアギーレ氏でやんすが、
報知は、既に日本語の勉強を始めたと伝えておりやす。

実際に来日して、どんなことを語るのか聞いてみたいもんでやんす。