東京のホームに、人権啓発の告知と研修案内が、発表されやした。
この問題には、何も難しい理屈は要らず、幼稚園で習ったことに尽きると思っておりやす。
自分がされて嫌なことは、他人にしない。
昨今の人権問題で難しいのは、アウトとされる基準が、完全に受け手のフィーリングを基準にしたことでやんす。
同じ言葉を聞いても、Aさんは笑ってスルーし、Bさんは悲しみ涙することがありやす。
侮辱的行為の例だと、「何考えとんじゃ、ボケ」と言われても、関西人のAさんは笑い、関東人のBさんは傷つくことがあるわけでやんす。
まあ、お互い信頼関係のある間柄と、見ず知らずの人に言うことが区別できるのならば、余り問題にはならないんでしょうが。
危惧するのは、受け手が嫌と言ったら一発レッドでは、怖くて見ず知らずの人とコミュニケーションが取れない世の中になってしまうこと。
嫌だと言われたのに、やめずに続けたからレッドとしておかないと、人間関係がますます希薄になってしまいやす。
本件に関しては、その点の含みの有無が必要だと思いやす。