投票、即ち先人達の血の結晶

衆議院総選挙の投票に行ってまいりやした。

各誌報道によると、午後２時現在の投票率は22.66％だそうでやんす。
ホンに、嘆かわしく悲しくなりやす。

人類の歴史を見れば、選挙権が成人に普通に与えられようになったのは、
つい最近のことでやんす。

過去、権力者との闘争を通して、大衆はどれだけの血を流して、
どれだけの犠牲を積み重ねて、今の権利を手に入れることができたのか。

投票を無視する輩達は、その意味を考えたことがないんでやんすかねえ。
そういう輩は、義務教育で一体何を歴史から学んだんでやんすかねえ。

やつがれは、成人してから一回も選挙を棄権したことはありやせん。

投票とは、その手段を勝ち得た先人達に感謝しつつ、
社会の行く末を決める根幹システムに自分の意思を示す行為でやんす。

そのように理解したら、決して棄権できるものではありやせん。

たった一票などと考えず、この国が間違った方向に進まないためには、
国民一人一人の意思を国に示すことが何より大切なことでやんす。

我々はもっと、投票できることに喜びを感じなければいけやせん。