青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

なでしこの花の色、盛者必衰の理

なでしこのリオ五輪は、果てしなく遠ざかってしまいやしたね。

勝敗は別にして、今回のセントラル方式での開催には、
大きな問題があることが明らかでやんした。

国際大会なのに、中1日、10日で5試合といった、
高校生並みの過密日程を、当たり前に行っている運営。

女子サッカーが軽んじられていると、運営自体に対して、
何故、協会関係者が、事前に噛み付いてないのか疑問でやんす。

前回のワールドカップも、絶対に有り得ないことでやんすが、
サッカーの国際大会が人工芝のピッチで行われるという有り様。

国際大会には、それに相応しい環境が与えられるべきでやんす。

敗戦してから敵の将の労いの言葉で問題提起を聞くのではなく、
協会内部から、事前に疑問の声が出ないのが残念でやんす。

一方で、なでしこのサッカーもW杯で優勝したときより、
明らかに、サッカー自体が劣化しておりやした。

優勝したときは、しつこいぐらいに1mでも前にと勝負して、
ゴールラインからのマイナスが際立ったサッカーでやんした。

これが世界一のサッカーだと素直にリスペクトしたもんでやんす。

昨晩の敗戦で、かなり五輪出場の道が遠のいたとはいえ、
本予選大会は終わっておりやせん。

もう一度、原点に立ち返って、世界一になったときの、
サッカーストロングポイントを取り戻して欲しいと思いやす。

なでしこの花の色、盛者必衰の理をあらわす。

と同時に、冬来たりなば春遠からじ、もまた世の真理でやんす。