青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

潮目どき

さあ今日は、J1リーグ1stステージ第4節、
アウェイの地での戦いとなる、鹿島戦@カシマスタジアム

ものごとには、必ず、潮目というものがありやす。

2007年来勝利のないリーグ戦のカシマスタジアムを、
東京サポは、鬼門と呼んだり、魔境と呼んだりしておりやす。

そうした不安を払拭するため、ここ数年来試合前には、
敵の誰が怪我とか、うちの誰が絶好調とか話題になりやす。

今年も、'13年のリベンジをそうたんに期待する声や
小川君と同じ19歳の鹿島FWとの対決を煽る記事等を目にしやす。

ただ、今年は、毎々の煽り記事による前哨戦など気にならない、
今までとは違う落ち着いた心境で試合を待っておりやす。

今思えば、正直、J2も貴重な経験でやんした。

その後は、ポポさんのコレクティブ志向のサッカーから、
ミステルのカテナチオカルチョと充分な経験を積みやした。

我々にとって、ダイナミックな変革が続いた年月でやんしたが、
時は再び、城福さんに戻り、熟成の年を迎えたわけでやんす。

確か、'10年の新体制発表会だったかで、城福さんが、
前年の一番悔しかった敗戦として鹿島戦を挙げておりやした。

それはきっと、優勝するために必ず乗り越えねばならない壁、
その象徴として引き合いに出されたのだと思いやす。

逆に言えば、この大きな壁をすんなり乗り越えたときこそ、
我々東京は、時は至りと自覚する資格を得るのだと思いやす。

潮目どきを静かに待ちやしょう。