ものごとには、必ず、潮目というものがありやす。
そうした不安を払拭するため、ここ数年来試合前には、
敵の誰が怪我とか、うちの誰が絶好調とか話題になりやす。
敵の誰が怪我とか、うちの誰が絶好調とか話題になりやす。
今年も、'13年のリベンジをそうたんに期待する声や
小川君と同じ19歳の鹿島FWとの対決を煽る記事等を目にしやす。
小川君と同じ19歳の鹿島FWとの対決を煽る記事等を目にしやす。
ただ、今年は、毎々の煽り記事による前哨戦など気にならない、
今までとは違う落ち着いた心境で試合を待っておりやす。
今までとは違う落ち着いた心境で試合を待っておりやす。
今思えば、正直、J2も貴重な経験でやんした。
我々にとって、ダイナミックな変革が続いた年月でやんしたが、
時は再び、城福さんに戻り、熟成の年を迎えたわけでやんす。
時は再び、城福さんに戻り、熟成の年を迎えたわけでやんす。
確か、'10年の新体制発表会だったかで、城福さんが、
前年の一番悔しかった敗戦として鹿島戦を挙げておりやした。
前年の一番悔しかった敗戦として鹿島戦を挙げておりやした。
それはきっと、優勝するために必ず乗り越えねばならない壁、
その象徴として引き合いに出されたのだと思いやす。
その象徴として引き合いに出されたのだと思いやす。
逆に言えば、この大きな壁をすんなり乗り越えたときこそ、
我々東京は、時は至りと自覚する資格を得るのだと思いやす。
我々東京は、時は至りと自覚する資格を得るのだと思いやす。
潮目どきを静かに待ちやしょう。