青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

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山田こまわり

オウム真理教麻原彰晃元代表と元幹部7人の死刑囚、
昨日、全員の死刑が執行されたと報じられやした。

まもなく終焉を迎える平成という時代に区切りをつける、
一つのメルクマールかと思うと、感慨深いもんでやんす。

バブル思考がそのまま肥大暴走すると、行き着く先は、
こうなるという恐ろしさを見せつけられた感がありやす。

当時、仕事帰りに駅を出たら、根の前に飛び込んできたのは、
ピンクの薄衣に象の帽子を被り、歌って踊る異様な人々。

それは、真理党の選挙演説なのでやんした。

また、車で日帰り出張した日の帰途、都内に入ったら、
街がざわついており、あちこちで鳴るサイレンにクリビツ。

地下鉄サリン事件でやんした。

今回、幹部が全員死刑執行されやしたが、さっそく、
EU駐日代表部から執行停止を訴える声明が発表されやした。

当方も、死刑には反対の立場でやんす。

殺人の否定への死刑は、人の命を奪うことの肯定になりやすが、
人が人の命を奪うことは、天から許されているとは思えやせん。

人の命を奪ったり、重大な犯罪を当たり前にする輩たちは、
奴らが奴らの論理で生きられる場所に隔離するのが、一番。

月でも火星でも追い払ってしまって、真っ当に生きる者の隣に、
全然異なる論理で生きる奴らが、いないようにすれば良い。

それができれば、死刑は不要でやんす。

でも、日本の現行法制化では、刑法上、死刑は現存しており、
死刑を宣告した以上は、速やかに執行しなければいけやせん。

それが社会秩序ってもんでやんす。

そこを履き違えて、お花畑思考のヒューマニズムの立場から、
死刑の執行だけ廃止しても、何も意味がありやせん。