各クラブで無観客試合の盛り上げ策を検討していると思いますが、いち早く、半身大パネルの取り入れを鳥栖が発表しました。
この手の企画は、鳥栖のみならず、どこも取り入れそうに思ってましたが、パネルの風雨耐性に疑問がありました。
鳥栖の案では、耐水性段ボールを使い、雨に強いそうです。
ただ、強風時のことについては、書かれていません。
試合中に、コンビニ袋のようにピッチまで風で飛ばされて、大事なシュートを邪魔するように中断して、忌々しそうに選手が拾い上げた半身大パネルの顔が、自分のものであることが、画面に映ったのを目にしたら、ショックで再起不能です。
風対策も、万全であることを願います。
あと、気になるのは、パネルの脱着。
一枚15秒として、首都圏クラブのサポ1万人分が申し込むとすると、単純な取り付け時間は、次の通り。
15秒(0.25分)×10000枚=2500分=41.6時間
これだけに、アルバイトを40人ほど雇わねばなりません。
バイト募集、備品の事前用意、ミーティング、片付けまで、3密防止にまで配慮して対応するとなると、大変な手間です。
鳥栖は、そこまで考えているのでしょうかね。
少し前に、桜大阪が、スタジアムの巨大スクリーンに、サポの顔を映し出すことを考えているとのニュースを見ました。
桜大阪は、実直に詳細をシミュレートとして、パネル案を捨てたのではないかと思っていました。
はてさて、鳥栖は、実現させるのでしょうか。
もっとも、パネル案への応募者が、千人くらいだったら、そんなにややこしくなくて、実現できるかもしれませんがね。