青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

ベンゲル東京爆誕か

経営権がミクシィに移ることになる東京。

 

東京が東京たり得たのは、あくまで東京ガスが母体だったからで、

他企業だったら、東京以外に基盤を移させられたかもしれません。

 

Jリーグが許さなかった東京でのクラブ設立を実現させた功績は、

東京ガスだからこその正統性にあることを忘れてはいけません。

 

その上で、クラブのさらなる発展のための選択であるなら、

歓迎して受け入れたいというのが当方の思うところ。

 

そして、大きな変革の予感をもたらす、スポニチの記事。

www.sponichi.co.jp

 

ミクシィは、東京のウィークポイントを見抜いた感じです。

 

今まで、監督交代のたびに、前年までの積み上げがベースに残らず、

逆ベクトルのチーム造りが始まるという歴史の繰り返しでした。

 

特に、今までと全く異質だったマッシモサッカーは、

最も成果を上げるも、監督交代でまた一からやり直しでした。

 

クラブとしての一貫性がなかったことが、20年という時の中で、

常勝軍団を作れなかった最大の要因でしょう。

 

その対極にあるのが鹿島で、創生期からジーコを招聘し、

絶対的なベースにジーコを置いたことで後の成功を得ています。

 

ただ近年、創業の住友金属からメルカリに経営権に移ったことで、

ベースのジーコ感が薄れて、上手く行ってないように思えます。

 

そうした流れを分かった上で、ベンゲル氏招聘に動いたのなら、

ミクシィは大したものだと思います。

 

ブラジルとヨーロッパと、どちらが日本に馴染むかと言えば、

まだブラジルのような気がしますが、それは問題ではありません。

 

筋の通ったスタイルの確立のため、ペースをシティに置いた、

マリノスが目覚ましい成果を上げているのが現実です。

 

東京は、今後20年のベースを再構築する時期に来ています。

ベンゲル氏をベースに置くのであれば、素晴らしい判断です。

 

新しい東京の未来にワクワクしてきます。