同じような敗軍の将のコメントでも、180度反対に聞こえるというお話。
昨日の敗戦で、降格が決まってしまった湘南の山口監督のコメントを、
報知が報じています。
「全部の責任は自分にあると思います」と語った、山口監督。
とても潔くてカッコいいと思います。
ただ、その印象の裏には、夏の移籍で主力級をかなり獲られてしまったのに、
フロントが効果的な補強をしてくれなかったという事情もあります。
彼の責任よりフロント責任が大きいことが明らかなのに、泣き言一つ言わず、
自分に責任があると言ったことが、潔さを際立たせているのです。
一方、昨日勝てずに、優勝が遠のいた神戸の吉田監督のコメントを、
スポニチが報じています。
「勝たせてあげられなくて申し訳ない」と語った吉田監督。
なんか偉そうな感じを受けます。
あんたが勝たせてあげようとすれば勝てるのなら、どうして昨日は、
勝たせてくれなかったんだよ、というサポの怒声が聞こえてきそうです。
監督の力だけで勝敗は決まらないから、団体競技のスポーツは面白いし、
どっちが勝つか、やらなきゃ分からないから、サッカーは面白いのです。
フロント、監督、選手に応援するサポの力のどの要素が欠けても、
勝利は掴めないのが、サッカーだと思います。
普段、そのような目線で観ている者にとっては、吉田監督のコメントは、
俺が俺がの傲慢な印象を持たざるを得ません。
まあ、元フリエとしては、吉田監督をディスるのが目的ではありません。
よっぼど悔しくて、ポロっと出たコメントなのだと思います。
ただ、同じ日に敗軍の将が、同じように自分の責任を述べたコメントが、
こんなにも両極端のコントラストを描いたのが印象的でした。
自軍の将には、敗けた時こそカッコよくあって欲しいものですね。