青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

審判の日前夜

天気は、小春日和が一転して春一番が吹き荒れているような様相に早変わり。
明日の大荒れの予兆なのかもしれやせん。

明日は最後の笛が鳴ったとき、同じ空の下で悲喜こもごもの想いが生まれやす。
うれしくて誰彼なく抱き合う人たちは、遠慮なく思いっきり喜びを享受してください。

でも、悔しくて遣り切れなくて言葉を失う人たちもいるでしょう。
そんなときは胸にしまった中也の詩を、そっと取り出してみてください。

「ゆふがた、空の下で、身一点に感じられれば、万事に於いて文句はないのだ」

お天道さまの下で、一瞬一瞬を真剣に見つめ、渾身の想いでチャントを歌う、
そんな時間を持つことが出来れば、それだけで幸せだと思えるはずです。

そしてクラブが存続する以上は、未来の夢を見る権利は失いません。

魂の彷徨を経験するのは、
愛するクラブを失った悲しみを知っている者だけでたくさんです。

サッカーのある人生に感謝しつつ、最終節を迎えたいと思いやす。