青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

名古屋遠征之記~名所編

名古屋観光は、小学生以来うん十年ぶり。

現在の名古屋は、駅前高層ビルの威容に見られるすさまじい発展ぶりと、
全く変わらない歴史的な顔とを合わせ持つ不思議な魅力を持った街でやんした。


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先ずは、尾張名古屋は城で持つと歌われた名古屋の象徴。

ボリューム感溢れる重層構造と天守閣の天辺に鎮座する金鯱
お城と言われて思い浮かべるイメージ通りの堂々たる外観でやんす。

何度かの焼失、ゴジラによって破壊されるなどの歴史を経て、
現在は、エレベーターもある近代的な骨組みとなって建っておりやす。

中は、見学しやすいよう二重螺旋構造の階段になっていて、ワンダフル。

駅前には超高層の展望ができるビルができておりやすが、
天守閣からの眺めはなかなかのもんでやんして、余はこれで充分に満足じゃ。

屋根の緑青に見る時の流れと金ピカのまんまで輝く鯱とが、
見事なコントラストを見せてくれたお城でやんした。


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近年はすっかり、尾張名古屋はトヨタで持つとなっておりやすかねえ。
そのトヨタグループが設立した「トヨタテクノミュージアム」へ行って参りやした。

ミュージアムのテーマが「モノづくり」の伝承ということで、
高校生の息子の社会勉強にうってつけのテーマパークでやんした。

トヨタのテーマパークと聞けば、エンジン開発の展示がメインかと思いやすが、
予想を裏切り、創始者豊田佐吉氏の自動織機開発がメインの展示になりやす。

トヨタの「モノづくり」の心の原点は、あくまで織機にあるという明確な主張。

館内には、織機の説明のために専門の説明員を何人も配置していて、
ほんとに仕掛けや構造がよく判るように丁寧に解説してくれるんでやんす。

休憩コーナーの値段設定といい、贅沢な人員配置といい、入館料から察して、
大赤字間違いなしのところ、社会貢献事業として運営してるんでしょうねえ。

さすが、世界のトヨタと感服いたしやした。

脱脂綿はちぎっても脱脂綿にしかならないと思っていたやつがれには、
どうやって綿が糸になり、糸が布になるのか、全ての謎が氷解いたしやした。

知恵を使ってモノを生み出していく技術を素晴らしいという思いは、
まちがいなく息子にも伝わったと思いやす。

トヨタさん、ありがとう。


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三種の神器の一つである、
天叢雲剣、もしくは草薙剣と呼ばれるご神体を司る熱田神宮を参拝いたしやした。

参道の樹木の高さと濃さが、陰と陽を意識させた神聖な雰囲気を醸しだしやす。
参道で、なんとなく吸い込まれるような奥深さを感じた神社さんでやんした。


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電脳街に行きたいという息子に連れられ、大須へ。

巨大なアーケード街のお店を覗いて歩いてるだけで、楽しいでやんすねぇ。
アーケードを通り抜けたら、庶民的な大須観音さんの門前に出やした。

東京で言ったら浅草という雰囲気で、
生活感溢れる居心地のよい繁華街という感じで、家のそばに欲しい感じでやんした。


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名古屋テレビ塔は、なんとなく東京タワーを半分に切ったような感じで、
形状としては他の主要都市のテレビ塔の中では一番美しいように感じやした。

平日なので空いており、
展望台のソファでしばらくまったりしたのが心地よかったでやんす。

また、展望台のさらに上まで階段で上がると、
オープンエアのスカイデッキがあって、なかなかの爽快感が味わえやした。


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テレビ塔からすぐ下に見えたオアシス21は、基本はバスターミナル。
屋上が噴水のある池になっていて、水の宇宙船をイメージしているようでやんす。

外観が水と緑をうまく使った斬新なデザインなんでやんすが、
訪れたときの天気が悪く、太陽が当たらないと映えないのが残念でやんした。


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最後は、JR東海ツアーズのぶらっとこだまで帰京したんでやんすが、
ちょっと奮発してグリーン車プランにしたら、一車両貸切状態を満喫できやした。

のぞみやひかりよりは時間は余計に掛かりやしたが、
シートが快適な分、感覚的にはあっという間に着いちゃった感じでやんした。

名古屋は、他に比べれば比較的近いアウェイでやんすので、
今後も気軽に訪れたいと思いやす。