青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

新潟遠征之記 弐

12/6 新潟→東京

運転疲れか、いつもの日曜より寝坊して、ゆっくりと6時半に起床。

起き抜けにガイドブックを見て、どこに行くかをしばし検討。
連れの絶大なリクエストにより、「新潟せんべい王国」がメインイベントに。

普段は朝抜きながら、ホテルの朝飯のコシヒカリが美味くて、おかわり。
ただ、車なので、朝からビールという、旅の醍醐味はお預け。

イメージ 1

最初は、朱鷺メッセの展望室に昇って、街全体を眺めることになりやした。
車を置いて近づくと、ビル風とあいまって猛烈な風に日本海を感じやした。

31Fの展望室は、素晴らしい眺め。しかも、無料開放。

イメージ 2

上からだと、日本海信濃川に挟まれた地域を中心に発展した町の成り立ちと、
その町と内陸を結ぶ重要な要となった万代橋の位置付けが良く判りやす。

そして、冬の日本海の荒波に濁った沿岸の海は、独特の色してますねえ。
敢えて色に名前を付けるなら、ど演歌色ってとこでやんすか。

下界に降りると、魚市場があり、その隣に「万代島さかなのふるさと」という、
いわゆる場外がありやしたので中へ入ると、青赤な方々がたくさんおられやした。

イメージ 3

作りたての激旨イカの塩辛や、カニ汁、辛子明太子、焼き鮭など試食三昧。
しかし、そこでとんでもないお宝を発見。

それは、ガキの頃、我が家の冬の食卓を賑わしていた秋田の「はたはた」。
それもほんとひさびさにお会いする「ぶり子入り」。

これは迷わず、お買い上げ~。
他にも激旨イカの塩辛など、車だと気にせずついつい買いこんじまいやした。

販売の兄さんも気のいい人で、有料の持ち帰り用箱への氷詰め梱包代も、
いいよいいよサービスしとくよ、と簡単にロハにしてくれちまいやした。

結構いい時間になってきたので、そろそろ昼食をということで、
古町から万代橋を車で流して、駅前の「利休庵」さんへ。

イメージ 4

ついに、「へぎそば」とのご対面。

写真で見たとおり、一束ずつ規則的に並べたそばが美しい。
のりを混ぜたという緑掛った表面がつやつやと光り、食欲をそそりやす。

ちょいと甘めのツユに絡めて、スルッとひとくち、ほんと旨かったあ。

これにて新潟の駅前には別れを告げて、次の「せんべい王国」へ。

イメージ 5

バイパスを走って近づいた頃、横を見ると、猪口になりそうな傘を押さえて、
風雨に向かって突き進む青赤ご家族のリアルゆるねばを目撃いたしやした。

そこまでして行く価値が、「新潟せんべい王国」にあるというのか?
それが、あったんでやんす。

イメージ 6

ここは、「ばかうけ」や「星たべよ」で有名なせんべい屋、
㈱栗山米菓さんが設立した、米菓産業の常設テーマパークでやんす。

なお、同社はCIで、来年から「Befco」(ベフコ)に改称予定のため、
建物の表示などは、もう全てベフコになっておりやす。

ここでは、実際に手焼き体験ができたり、米を焼き上げただけの、
醤油も何も味付けしてない、素せんべいを味わうことができたりいたしやす。

ここでしか売っていない、「ばかうけ」限定味がたくさんありやす。
飲食コーナーでは、ぬれ鬼コロッケなどベリウマなもんがたくさん。

イメージ 7

特に、せんべいソフトは絶品。

ソフトクリームに、みたらし団子のような甘い醤油ダレが掛かり、
中に入った砕いたせんべいを、上下からソフトがサンドイッチ。

これを食べた瞬間、嫁の口から出たのが「せんべい王国は神だわ」。
ベフコさん喜んでください、神と崇める信奉者が誕生しました…

そして、たくさんのせんべいを仕入れて、新潟の旅は終了。
高速に乗って、一路東京へ。

イメージ 8

名残惜しい、ビッグスワンの横を通り過ぎるとき、
また来年もおいでと言ってくれているのか、後ろにきれいな虹が…

必ず来年は勝点3を、土産にさせていただきやすよ~