黄昏の味スタ

相変わらず勝てやせんでした。

勝負は時の運ということがありやすので、勝ち負けだけで言う気はありやせんが、
残念ながら、昨日は前半までダメな東京が出てしまいやしたねえ。

テクニックもスピードもパワー等、色々なスキルで卓越した選手が集まり、
監督以下組織プレイに長けた好チーム。

悪く言い換えれば、お利口さんたちの優等生プレイが得意なチーム。

それが個性であって無理に変える必要はありやせんが、
そこを突き破らないと優勝の高みには到達できないと思いやす。

相手の読みを上回る、或いは相手の読みを裏切る、
パス、動き、スピードが出て、初めて決定機が訪れるわけでやんす。

決定機が訪れなければ、シュートすら撃てやせん。

昨日は、前半までパス回しに嵌ったまま、抜け出せやせんでした。
後半、それを変えたのが、重松と北斗でした。

一歩でも前にの貪欲な気持ちがなければ、ゴール前には近づけやせん。

そうしたところは、やつがれなんかが言わんでも、
城福さんの目線には、もっとつまびらかに見えていることでしょう。

もうすぐ復帰してくる梶山を中心に、昨年夏前の、
強くてどこにも負ける気のしなかった東京を再構築して欲しいもんでやんす。

それにしても、重松は今までの東京に無かったものを持っており、
すぐにチャントができるのも納得いたしやす。

ただ、あのチャントの３フレーズ目は、みんなバラバラで、
もともとの音程が判らず、残念な感じで広まってるような気がいたしやす。