日本酒礼賛

週末の夕食の鍋率が、ぐんと高まってまいりやした。
鍋を囲むとなると、やはり、冷酒をクッってえのがないと寂しいやね。

ってんで、ここ何回か地酒を買ってきていたんでやんすが、
昨晩、素晴らしく旨い酒に巡りあいやした。

「尾瀬の雪どけ」澄酒　純米大吟醸　本生　新酒・袋取り槽垂れ

by 群馬県龍神酒造さん

口に入った瞬間の柔らかな旨みが膨らみ、そしてほのかで上品な酸味、
それらがすっとキレ良く喉の奥に消えていく感じが、最高のお酒でやんす。

しかも、これだけの純米大吟醸が、一升瓶でたったの3150円。
コストパフォーマンスの高さも、満足感を押し上げておりやす。

世の中には、アルコールを添加した劣悪な大手メーカー品しか知らずに、
日本酒の価値を過小評価している方が、たくさんおられやす。

そーゆー方に、是非一度呑んで頂きたい逸品でやんす。

刺身や塩辛などの魚介系の旨みや、日本固有の味噌醤油などを使った料理には、
ワインではなく、やはり、日本酒が一番合うんでやんす。

なんたって我々は、米が主食の日本人なんでやんすから。

旨い日本酒にめぐり逢うたび、日本人で良かったと思いやす。