正月明けてから、獺祭、墨廼江、
龍神、富久長、蒼田と開け、
その後も、八仙、豊香、夜明け前、若徳と順調に開けてきております。
一昨日までは、福岡の「蒼田」という酒が一番でやんした。
ところが昨晩、やつがれのハートにどストライクに響く最高の酒、
岩手は月の輪酒造さんの「若徳」という素晴らしい
純米酒に出会いやしたよ。
米の豊かな旨みが、とろりと滑らかに口の中一杯に広がって、
芳醇とした葡萄のような
吟醸香とともに、優しく柔らかいのど越しに消えていく。
驚くべきは、これで80%精米の純米ってこと。
純米吟醸だと、この香りがどこまで広がるのか、想像できやせん。
これは、是非とも純吟を
仕入れて頂くよう、
酒屋のおやじさんにお願いしとかないと
いけやせんねえ。
ことしも、まだまだたくさんの出会いがありそうでやんす。