青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

ずっと暗かったんだぜ

昨晩の帰途、目黒川沿いを冷やかし半分で歩ってきやした。

目黒駅から権之助坂を下って右手に入ると、ほのかな提燈はあるものの、
ごく一部のライトアップに留まり、静かな桜が楽しめやした。

今年は居ないかと心配した花見の宴会客は、
例年の6割ぐらいの人出ながら、ひっそりと飲っておりましたなぁ。

中には、10日とテープで地面に書いて、場所取りの表示もあり、
明日の昼間は、結構賑わうことでしょうねえ。

最初は、日本の未来と重ね合わせてしまうせいか、
妙に暗く思った東京の夜も、これが丁度良いように思えてきやした。

昔を知る身としては、今のように照度が高くて多発色の看板サインより、
せいぜい赤と緑が目立った暗い照明が懐かしく思い出されやす。

渋谷の駅前も、震災前は毎日クリスマス状態だったとしか思えず、
本来の自然な形に回帰したとしか思えやせん。

やつがれがガキんときは、東急本店前通りにはアーケードがあって、
仄暗い横丁の暗闇には、大人の世界が見え隠れして恐かったもんでやんす。

座って半畳、寝て一畳。

人間、足るを知ることは大切なことでやんす。