今朝の朝日新聞社会面に載ってた記事のことでやんす。
宮城県蔵王町で起きた、殺人および死体遺棄事件で、仙台地裁の裁判長が判決で、殺人するしかなかったことを理解できる、としたらしい。
司法の世界も、そこまでレベルが落ちてしまっていることに愕然。
裁判官が殺人を肯定しちゃ、絶対にいけやせん。
被告人に理解を示して、踏み込んだモノ言いするとしても、あくまで、殺人に至った被告人の心理については同情を禁じえない、ぐらいが関の山でやんしょ。
殺人するしかないことを理解してあげたんなら、無罪にしない方が、論理的におかしいやね。
第二次対戦後、タケノコ生活と言われる、衣服を一枚ずつ剥ぐように、農家の食料と闇交換取引をして、配給の不足を凌いだ一般大衆。
その人々とは一線を画して、法の威信から外れてはならぬと、一切の闇取引を拒否して、栄養失調で亡くなった裁判官がおりやした。
それぐらい高いモラルを持った職業こそが裁判官というのは、もはや幻想の世界なんでしょうなあ。
警察が悪いことするわ、裁判官が殺人を肯定すりわじゃ、言いたくないけど、ホントもう世も末でやんす。
公職に付いてる人たちゃ、今一度、自分の職業について、本質的に見直した方がいいでやんすよ。