プロ野球の選手会が、WBC不参加を決議したそうでやんす。
で、選手会長のコメントが、次の通り。
「10年後の野球界のことを考えての苦渋の決断だった。」
格好つけて言ってるけど、要は、こう言ってるわけでやんす。
安請負して次世代の恨みを買いたくないので、自分達の身入りにならないことは、一切拒否することに決めました。
讀賣筆頭に、またも、金勘定でしか動かない体質をさらけ出して、プロ野球はあさましいねえ。
誰だって相応の身入りが欲しいのは判りやす。
しかしながら、プロスポーツ選手は、職業であると同時に、スポーツ文化を担っているという意識を持ってて然るべきだと思いやすがねえ。
プロ野球選手には、そうした意識が、希薄であることがよく判りやした。
10年後を引き合いに出してコメントするなら、こう言うべきだと思いやすよ。
「納得のいかない報酬配分については継続交渉するが、10年後の球界を支える次世代の夢を壊したくないので、耐え忍んで出場することに決めた。」
そう言えないんじゃ、今後の10年は先細りするだけに決まってると思わないんですかねえ。
ただでさえ、子供達の野球離れが進んでるというのに、危機感皆無のプロ野球選手会には、ホント驚きやした。