青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

ゲン担ぎ

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人ってのは、親にして貰ったことは息子にしてやりたいもんでやんす。

やつがれの場合、受験前になると合格祈願のため、
父子二人だけの食事会に連れ出してくれたもんでやんす。

それも、カツ丼ならともかく、何のゲン担ぎを込めてか不明ながら、
何故かいつもうな丼をご馳走になっておりやした。

まあ、昭和の時代でやしたんで、精を付けて戦いに臨めという、
精一杯の親心ってことなんでしょうか。

なもんで、今日は珍しく土曜日登校の日で給食無しと聞き、
息子をゲン担ぎの食事に連れ出しやした。

なにせ、昭和モンでやんす。

やはり、「とん勝つ」さえ食っときゃ間違いないかと思い、
高井戸駅前の「こだわりとんかつ千石」さんへ。

メニューを見たら、ランチメニューと通常メニューの値段の差が凄い。
聞くと、豚肉が外国産と国産の違いとのこと。

ゲン担ぎのためとあらば、ケチってるわけにはいかないと、
奮発して高い方の国産を頼みやしたが、確かに全然違いやすねえ。

軽く噛み応えがあったあと、ぷっつりと噛み切った後、
口に広がる脂の甘みが、旨いったらありゃしない。

我々が学生だった頃は、専門店のとんかつが大変なご馳走だったことが、
幾らかでも息子に伝わったような気がいたしやす。

たまには、とんかつ屋にも行ってみるもんでやんすな。