青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

本質の重さ

G.W。

あとは、最終日の磐田戦での4連勝達成を残すのみと思っていたら、
磐田サポの友人から、クリビツのニュースが飛び込んでまいりやした。

磐田が5/4付で、監督の森下仁丹、もとい森下仁志氏を解任。
そして、暫定ながら後任監督は、元東京の長澤 徹ヘッドコーチに決定。

甲府戦後の森下監督の「サッカーの本質的な部分で負けた」とのコメントが、
ひと際目立っており、次の対戦相手としてはちょっと気になっておりやした。

サッカーの本質。
その意味を問えば、人により、視点により、解は一つではありやせん。

ある程度網羅的に解せば、次のようになるか、と。
「闘争心のぶつけ合いを、ルールに則った組織プレイとして、潔く楽しむこと。」

森下監督の言いたかったことは、時折、東京にも当て嵌ることでやんすが、
次のようなことかと、やつがれは思っておりやす。

全ての選手が、それぞれ素晴らしい華麗なテクニックを持っていて、
戦術も充分に理解する能力もあり、スタープレイヤーとしては申し分がない。

でも、勝つには、それだけでは絶対的に不足しているものがあって、
それは、磐田黄金期のドゥンガに象徴される闘争心。

闘争心こそが、球際でのせめぎ合いに勝ちたいという気持ちに繋がり、
その総体が組織として押し込む力を生み出し、それが結果的にゴールとなる。

それを当たり前のように意識共有し具現化していた磐田で、森下監督は、
最も大切な根幹の本質部分を選手に伝播できなかったと、悟ったんだと思いやす。

磐田は、それを選手に再移殖していく大事業に掛かるため、
恐らく森下監督の意向を踏まえて、監督解任を決意したというわけでやんすな。

急な監督解任に、選手が混乱している一面もあるでしょうが、
明日は、磐田が本質的部分を強く意識して、闘ってくることになると思いやす。

間違いなく、激しいバトルが繰り広げられやすね。