昨晩、社の懇親会帰りだったので時間にして22時頃でやんした。
やつがれがほろ酔い気分ながら決して深酔いでも千鳥足でもなく、
駅からの帰途、自宅に向かって暗い住宅街の3m道路の端を歩いておりやした。
すると右後方から、スポーツタイプの自転車がシャーっとすごいスピードで、
こちらの身体ををかすめるかのように通り抜けて行き、肝を冷やしやした。
もちろん、無灯火でやんす。
明かりさえ点けててくれりゃ、予め近付いてくることが予測できるのに、
暗闇の中、無灯火で突然現れたら、歩行者は寿命が縮む思いになりやす。
そんなわけで、カッとなったやつがれは、でも「馬鹿」とか汚い言葉は使わずに、
件の自転車野郎に「こらっ、無灯火で走るな!」と一喝いたしやした。
すると10mぐらい先で停まって、30歳台の輩がこう言うじゃありやせんか。
「ボケっ!ちゃんと前に反射材付けてるわっ。」
それを聞いてこちとら、「はあ?」でやんす。
こんな馬鹿が多いから、最近無灯火の自転車が増えてるんでやんすな。
反射材は、自動車に認識してもらって、てめえの身を守るもの。
それが前に点いてたって、何の役にも立ちやせん。
そのまま前に歩ってったら、こちらの注意を引くためか、人様の身体を叩いて、
「ほらっ、付いてんだろっ」と、これ見よがしに意味の無いものを示すわけでやんす。
こちらは「そんなもんアウトだよ」と言って、ここは警察官にご指導してもらうべく、
「人の身体を叩きやがって、今、110番するから逃げんなよ。」と言って即110番。
「無灯火の自転車に注意したら、逆ギレされて叩かれました。」と状況説明したら、
件の馬鹿野郎は、それを聞いて尻尾を巻いて自転車で逃げ出しやした。
家に帰って、WEBで資料を確認したら、次のように書いてあるものがありやした。
自転車は、前照灯および尾灯(反射材でも可)を付けなければいけない。
これで、巷に無灯火の輩が増加している理由が分かりやした。
きっと、このような文章で、反射材でOKなのは尾灯だけなのに前照灯もOKという、
自己中な解釈の、本質的な読解力の無い馬鹿が巷に蔓延してるわけでやんすな。
自転車に前照灯が義務付けられてるのは、自分の存在を周りに知らしめて、
対自動車だけでなく、対歩行者に対しても、事前に危険を回避するための措置。
そこの本質が分からない馬鹿が増えてるのに、その一番の肝を広報しないから、
反射板を前に付けてりゃOKなんて馬鹿が増殖していくわけでやんす。
なので、老婆心ながら松沢警察署にその旨ご報告申し上げ、ご衷心より、
反射板でOKなどと思ってる不届き者を撲滅するようご忠告申し上げやした。
なお、警察の方から教わったのですが、前照灯は常灯してることが必須で、
最近多く見る、ピカピカ点滅するタイプのものも違反だそうでやんす。
ただし、WEBで確認したら、自転車の灯火の規制は各公安委員会が決めるので、
草加市だけは、点滅タイプも認めているという例外もありやした。