青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

Genuino el ciclon

台風18号が日本列島直撃となりやした。

午前中のニュースでは、京都の桂川宇治川辺りでは、
26万人という過去聞いたことの無い規模の避難支持が出されておりやす。

この後、新潟や東北の米どころの被害を思うと、憂鬱になりやす。
被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げやす。

最近、東京では地下水路の施設を拡充してきたお陰で、
昔は必ず氾濫していた神田川でも浸水したというニュースは聞かなくなりやした。

でも、子供の頃は、毎年のように神田川の床上浸水の映像を見たり、
自分自身も身近なところで被害に遭ったりと自然の凄さを学んだものでした。

やつがれの記憶では、台風になるたび、代々木公園の前の井の頭通りに、
代々木公園から流れ込んだ水がひざぐらいの高さまで溜まったもんでやんす。

すると、代々木深町交番のお巡りさんが来て、ひざまで浸かりながら、
道路の側溝の蓋を一つ一つ手で開けて、水の逃げ道を作ってくれたもんでやんした。

そのお巡りさんたちに対して、我が家ではおにぎりやコーヒーを淹れて、
休憩時に差し入れして、ねぎらっていた光景をはっきり覚えておりやす。

そんな見聞を通して、都会のど真ん中でも、人と人が協力し合って生きていく、
人間の生活の本質というものを学ぶ機会があったと思いやす。

今回の台風は、そんな時代に感じた自然の恐さを思い起こさせるような、
かなり猛烈な威力の台風のようでやんす。

皆さん、お気をつけなすってくださいやせ。