台風が温帯低気圧に変わるも、まだ抜け切らないせいか、風は強く生温かく、空には夏の曇があって、9月に逆戻りしたような朝でやんした。
井の頭線に乗ってたら、下北沢過ぎて池ノ上に近付いたら、車掌のアナウンスが、「次は~、西永福~、西永福~」と入りやした。
ありゃ、間違えてら、と思い、その後注意深く聞いてたら、明らかに間違えて動揺したのが分かる感じで、池ノ上に着いてから発車するまで、一切のアナウンス無し。
駒場東大前に近付いたら、何事もなかったように、普通に「次は~、駒場東大前~、駒場東大前~」とアナウンスが入りやした。
人には誰にでも間違いがあるもんでやんす。
たまたま、初めて池ノ上目指して乗ってて、車掌のアナウンスで降りそこなった人が居た確率も低く、たいした影響はなかったと思いやす。
が、やはりそこは勇気を持って、「失礼しました、西永福ではなく、池ノ上の誤りでした」と訂正しないといけやせん。
人の命を預かる仕事をしてる人から、間違いに知らんぷりして、それが無かったことにしようとする姿勢を見せられてしまうと、その姿勢が大事故に繋がらないか心配でやんすし、信用することができなくなりやす。
たいしたことない出来事のようですが、実は、こんなことの積み重ねが、今、巷間を騒がせているJR北海道の問題と根っこが一緒のような気がいたしやす。
件の車掌さん、若い声だったので、そんな風に自戒してくれるといいんでやんすがねえ。