ドロンパの中に人など居ないのと同じで、世の中には、人に見られてはいけないものがありやす。
洒落たレストランの厨房で、レトルト食品を盛り付けてるとことか、
パパがサンタさんのヒゲと帽子を付けてるとことか、
釣りに出掛けた人が魚屋で、お裾分けの魚を買ってるとことか、
花嫁が、ギューギューのコルセットで腹を締め上げてるとことか…
昨日、テレビのニュースで、ソチ五輪の聖火リレーのトーチの火が消えるハプニングの映像を見やした。
これが、くりびつてんぎょう、いたおどろ。
その場の警備員みたいなおっさんが、消えたトーチに、何もなかったようにライターで火を付けておりやした。
聖火は、オリンポスで太陽から採火して、それを絶やさずに運ぶからこそ、権威があることは言うまでもありやせん。
まあ、実際には、別に正統なる種火があるんでやんすけどね。
それでも絶対に、ライターなんかで付けてるとこを見せるものではなく、ロシアの関係者は猛省すべきでやんすな。