ホワイト東京

都知事選の投票と買い出しで、真白の街を歩いてまいりやした。

だいぶ気温が上がってきて、雪解け水混じりの道を苦労して歩くと、
雪国の春のような風情があって、逆に春の近づきを感じた次第でやんす。

それにしても、投票所が拍子抜けするぐらい空いてて、完全に空白化状態。
ニュース見たら、正午現在の投票率は7.86％だそうな。

そりゃ、幾らなんでも低すぎるやね。

選挙権を得て以来、一度だって棄権したことのないやつがれとしては、
選挙権獲得のために血を流した先達がいることを思うと忍びないねえ。

若い人達も、自分のたった一票では何も変わらないなんて思わずに、
とにもかくにも、一票を投じに投票所に足を運んで欲しいもんでやんす。

投票所には受付係や地域の立会人の方々が居て、見守られながらの投票で、
社会の一員の自覚が醸成され、ホントの大人になっていくもんでやんす。

ホントの大人にならなきゃ、子供なんて育てられるわけありやせんし、
次世代に渡す社会そのものを維持していくことができやせん。

孫、子の時代に、この国がどこかの属国になってないことを祈りやす。