青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

桜戦後記

ここにきて、ミステルの戦術が結果に如実に表れてきて、素晴らしいと思うのはアンカーの存在。

ダブルボランチでも問題ないようでやんすが、前後が、綻びなく、適時に適切に入れ代わることは、実際にはなかなか難しいもんでやんす。

昨年来の東京の大きな課題、失点を減らすというミッション。

3バックで、実際には両翼が戻って張り付く5バックという守りも考えられやすが、それも最終ラインが一本になって、どこか突破されたら終わり。

最終ライン前で、敵の前線拠点へのパスを分断する専門役を配することで、セレッソの超一流の攻撃陣すら機能不全に陥らせたのだから、たいしたもんでやんす。

もちろん、機を見て、一気呵成に攻めにも転じることができないと、勝ちは得られやせん。

そうした役割者は、当然ながらクレバーでなければ務まりやせん。

そこに東京には、うってつけの人材である高秀先生が、いたというわけでやんす。

さすがイタリアの指揮官は、見せてくれやすなぁ。

ひょっとしたら、ザックが高秀を代表に呼ぶのも、そうした志向性があるからかもしれやせん。

今季どこまで東京の可能性が上がっていくのか、楽しみになってきやしたねえ。