青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

等々力村ダービー

今日はJ1第24節、アウェイの川崎戦@等々力。

川崎のホームであり、どこぞの緑の本来のホームであるスタジアムが、
川崎市等々力陸上競技場であることは、周知の事実でやんす。

ただ、ふと疑問を感じやした。

等々力という地名も、同名の駅も、近年脚光を浴びている等々力渓谷も、
それらが存在するのは、東京都の世田谷区になりやす。

それがなんで、川向こうの競技場なのに、東京の等々力という名前を、
わざわざ付けたのだろうと、違和感を感じたわけでやんす。

ところが、川向こうの競技場がある地名も、中原区の等々力であって、
決して、世田谷の地名を冠したというわけではありやせん。

で調べたら、東京の等々力も、川崎の等々力も、もともとは、
品川県荏原郡等々力村」という同じ行政区画に属しておりやした。

ちなみに、品川県は、明治2年から4年までだけに存在した県でやんす。

明治4年廃藩置県東京府に移管され、「東京府荏原郡等々力村」を経て、
東京府荏原郡玉川村等々力」となりやした。

その後、市町村制等の整備で、「東京府東京市世田谷区玉川等々力町」と、
「神奈川県橘樹郡中原村等々力」に泣き別れてしまったのでやんした。

それが、現在のW等々力ができた経緯ということになりやす。

結局は一つの村だったので、わざわざ「クラシコ」なんて捻らなくとも、
単に、「等々力村ダービー」で良かったんじゃないかと思いやした。

今日の、等々力村ダービー、どんな戦いとなりやすかねえ。