青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

ACLへの本音

現在、ACLの日本のクラブの出場枠は、3.5。

ちょっと前に、戦績によっては3に減らされるから頑張れと、
チェアマンが叱咤激励したとのニュースがありやした。

これには、疑問を禁じえやせん。

日本を代表して頑張ってもらうのは、あくまで日本代表であって、
東京は、東京というローカルを代表して戦っているだけでやんす。

それを日本の代表という美辞麗句に摩り替えての提言は、
昔、某緑が掲げていたFCニッポンを礼賛するようなもんでやんす。

FCニッポンという、全国区の人気クラブを創ろうという考え方は、
地域密着を是とするJリーグ理念へのアンチテーゼに他なりやせん。

自分の住んでいるローカルチームが世界のフィールドに飛び出す、
ということに拍手し、ワクワクし、応援してるわけでやんす。

決して、日本代表ではありやせん。

はっきり言わせて頂きやすが、日本の出場枠がどうなろうと、
こちとら、そんなこたぁ、知ったこっちゃありやせん。

実際には、潤沢な資金で外国人を寄せ集められる国が幅を効かせて、
資金の無い国の枠は減る傾向にあるのは仕方ありやせん。

それを回避するには、国策で、Jリーグチームに潤沢な資金を与え、
ワールドクラスの外国人を呼び寄せるしかないと思いやす。

しかしそれでは、Jリーグの地域密着という健全な理念が汚されて、
本質を外れた醜く膨張するクラブを生み出すだけでやんす。

枠の増減の責任を、出場チームに押し付けるのは間違いでやんす。

何枠あろうとなかろうと、出られたチームが地域の星として、
無理せずやれる範囲で、頑張れば良いだけのことでやんす。

ACL出場の4チームのうち3チームが、開幕戦を落とした事実に、
何か重いものを背負わされ過ぎてる嫌いがありやす。

あくまで、リーグ戦が主戦場であって、ACLは余力で挑戦するもの、
という本質的な楽しみ方を忘れてはいけやせん。